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 実際の建築業務がだんだん忙しくなってきた。これもある意味 風水の効果だったのかもしれませんね。子宝にも恵まれ、両親家族みんな健康。うちの100歳のばあちゃんまでまだまだ元気です。

 

 自分自身に 風水の効果が出てきたせいで、お客さんの幸せが少しなえがしろになっていたのかもしれません。私の受注する建物は どんどん巨大化・多様化して ”一戸建ての住宅”の域を超えていきます。仕事が大きくなると 工期も長くなり、書かなければならない図面も増えてきて 新規相談 問い合わせなんて対応する時間もなく、気が付くと 目の前の建物を進めていくことが 第一の仕事となっていました。

 

 自民党政権となって われわれ建築関係業種もようやく ホッとした所でしょうか。私自身も 少し時間の整理がつくようになってきまして、「お客様のために」 を思い出し この更新をしています。

 

 風水 家相と検索しても、もはや私のサイトは出てきません。(以前は必ず googleのtopだったのに。。。)

 ただ、いろんな診断士の方が 解説されていますよね。これを少し読ませていただいて、私には どうもモヤモヤ感が残ります。

 

 どの方も、家の中心に8方位軸を追記して 

 

           「ここが鬼門だから気を付けて」 

           「気の流れを改善するために、窓に花柄のカーテンを飾りましょう」

           「五黄殺の方位は 凶方位なので、方位替えを」

 

             15年前と全く変わっていないのですね。。。。以前私が称した、「簡易判断法」です。

 

 建築の専門家でなくても 誰でも簡単に短時間でおおまかな判断がつく、この「簡易判断法」をあたかも それが王道であるかのように、みなさん解説診断されています。「簡易判断法」は、あくまで「簡易的なもの」 昨今の日本の住宅事情にはそぐわない手法です。

 

 広い敷地の真ん中に、建築するなら 簡易判断法でも正しく判断できますが 密集地で 近接建物がある土地では 逆に誤った診断結果を導き出す診断方法なんですね。これに迷わされては 良い結果を導きません。

 

 せっかく コンピュータ CADが普及した現代です。簡易判断法を使わずに、本当の日照通風状況を 事前に検討するに、そんなに時間はかかりません。風水盤で設計に迷ってしまった 建築主のみなさん、実際の空気の動きをパソコンでシミレーションすることで、その土地における最善の建物を手にしましょう。

 

 家の中心から東北方面だから すべて鬼門で悪い事件が起きるという事は全く迷信。ちょっとした改善で空気の流れる方向を変えてやればいいのです。