ボーアの風水


 ニールスボーア(1885-1962) デンマーク生まれ。1922年に量子力学を発表し ノーベル賞を受賞。その量子力学と並行して 東洋思想 陰陽一元論の研究をし アインシュタインと同時代、物理学に革命を起こしました。人類の歴史上 最大の天才でもあり 歴史上 最強の風水家だと言えます。

  ニールスボーア Wiki

 

 ボーアは晩年 自身の量子論とアインシュタインの一般相対性理論との論争の中で 東洋の”陰陽一元論”に そのヒントを見いだし それに傾倒していきます。ボーアの家紋に BAGUA が使われていることは良く知られています。 

 左図は ボーアがデザインした勲章です。ボーアがいなかったら スマートフォンもパソコンも生まれてなかったかもしれません。

 物理学ではアインシュタイン同様 没後もその影響力から理論後継者を数多く育てたボーアですが 「風水」というビジネス業界では 彼の考えは 約100年間の間 黙殺されてしまいます。

 量子物理学が一般にはなかなか理解しがたい理論であったことが1つですが もう1つは 彼の考えを受け入れてしまうと 過去の家相風水気学というものを 根底から否定することになりかねない為 ほとんどの診断士の方々に 現在まで受け入れられない状況が続いています。  


 左は地球の人口グラフです。ボーアが登場した1900年代あたりかあら 途中に踊り場もなく 一気に人口が増えています。

 このとき 産業革命・医療・経済いろんな面で劇的な変化が起こっており、人口の増加と共に 人の幸福度も上昇しています。このすべてをボーア1人で動かしたわけではありませんが 量子力学がこの発展に大きな影響を及ぼしたのは間違いありません。

 

 もし、家族の幸せのために 家相風水を使いたいと考えたなら 皆さまはこのような変化をお望みではないでしょうか。中国3900年前からの古代風水を使い続けても ずっと低空飛行のままだったものが 1900年以降の100年で激変しています。

 

 

 

 


 現在 世界で広く使われている ”風水”は””とてもあいまいな存在””です。

 

 カラフルでおしゃれなインテリアを広告に ビジネスとしては世界中で拡大し続けている一方で、今だこれに閉口する建築士がほとんど。とても市民権を得たとは言い難い状況にあります。

 

 これは 現在、風水診断士として活躍されている先生方々なら 誰もが皆さん感じられる事でしょう。「何とか 風水師の地位を向上させたい」としても 現在の診断手法では世間に認められるようにはなれません。

 多くの専門家に認められ 住む人に実際に使ってもらうには まず建築技術者諸氏に認められるような理論を構築しなければなりません。方位磁石をもってウロウロし続けていては 何百年たっても今と変わらないでしょう。そのために この「ボーアの風水」を再確認してほしいと思います。ボーアの理論はどんな優秀な科学者様も支持する理論なのです。

 

 ニールスボーアの量子物理学については この少ないスペースでは説明しきれません。彼の伝記 映画 論文たくさん発表されており、その中にも 陰陽一元論について書かれています。

「風水なんて?」という建築主、建築士の方 過去の風水を習得した診断士の方 一度ボーアを検索して 関係文献に目を通してみてください。少々難解ではありますが どれも興味深い内容となっています。